第2回 東京Core 2016.10.22 土 - 2017.1.29 日

東京のいたるところで工芸で「つながる」工芸を体感する100日間

工芸とその使い手が集まる東京で、「連携」による多彩な仕掛けによって、
これまでになかった工芸を体感していただく100日間です。
工芸を「みて」「体験・体感」し、「学び」「しり」、
工芸を取り巻く課題を「考え」、解決のために「参加する」。
100の機関による約300のイベント、
あらゆる人が見つけられます、
「自分にできる工芸のこと」。

はじめに

東京には「工芸」にかかわる美術館・博物館、教育機関、研究所、工房、ギャラリー・ショップ、そして料理 店、ホテルにいたる施設が密集しています。工芸とその使い手が集まるこの土地で、「連携」による多彩な仕掛けによって、これまでになかった工芸を体感していただく100日間が、21世紀鷹峯フォーラム in 東京です。

工芸を「みて」「体験」し「しり」、工芸を取り巻く課題を「考え」、解決のために「参加する」、100の機関による約300のイベントが用意されています。どなたでもきっと「自分にできる工芸のこと」が見つけられるでしょう。工芸に関心をもつ方々にお誘いの上、ぜひご参加ください。

ニュース

100年後の工芸のために

よいものをよいと評価し使うよき鑑賞者と使い手。高い志をもったつくり手。そしてよい素材と道具のある環境。作品の質をより高めるための新しい市場。100年後の工芸のために、いま私たちができることを考え行動するため、この21世紀鷹峯フォーラムを企画いたしました。

21世紀鷹峯フォーラムin東京「工芸を体感する100日間」

東京の100日間では
❶ よき使い手とよき鑑賞者を生みだす
❷ よいものをつくり続けるための支援
❸ 国内外の現代の生活の中に工芸が行き渡るために
以上3つの課題を中心に展開していきます。連携の美術館・博物館においては、「素材とわざ」「朱」に焦点をあてた展示や「次世代への教育普及」のためのワークショップやシンポジウムを開催していきます。 最終日、2017年1月29日の円卓会議で「東京提言」を発表する予定です。

21世紀鷹峯フォーラムとは

一人でも多くの工芸のファン、よき鑑賞者とよき使い手を増やしながら、 これまで一人ひとりでは解決できなかった工芸を取り巻く課題に対して、誰もが当事者となって、マルチセクター(多種多様な部門)を活かしながら、オールジャンル、オールジャパンの力によって解決策を見出し取り組んでいくものです。
2015年、京都で第一回が始まり、各種の産官学連携プロジェクトと従来の枠組みを超えた研究会や公募事業などを行いました。会期最終日には、あらゆる立場の工芸有識者が集う工芸版「ダボス会議」の円卓会議 を開催し、社会に向けて「京都提言」を発表。2016年は、東京で開催となりました。さらに工芸の全国ネットでの連携を目指して、2017年は金沢で開催いたします。

鷹峯とは

江戸時代初期、茶・書・漆・陶芸の制作を行った本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)は、京都・洛北の鷹峯の麓で、職人が物づくりにいそしみ、各種の名人・通人たちが集まる工芸における理想的な環境をつくろうとしました。この理念を21世紀の つくり手と使い手のなかで実現することを願い、鷹峯の名を使っています。

コミッティー

100年後の工芸のために普及啓発実行委員会

女子美術大学美術館 東京国立博物館 東京文化財研究所 東京国立近代美術館 東京藝術大学 東京藝術大学大学美術館 東京都江戸東京博物館 東京都庭園美術館 女子美術大学 多摩美術大学 多摩美術大学美術館 文化学園大学 文化学園服飾博物館 武蔵野美術大学 武蔵野美術大学美術館・図書館 一社)ザ・クリエイション・オブ・ジャパン(COJ)

オールジャパン工芸連携京都/東京/金沢実行委員会

この祭典にご協力をいただいている機関:(五十音順)

足立区立郷土博物館 一財)池坊華道会 伊勢半本店紅ミュージアム 今右衛門陶舗東京店 (株)AGホールディングズ エキシビジョン・スペースAPJ 江戸川区立篠崎子ども図書館 江戸下町伝統工芸館 狩野グラススタジオ 紙の博物館 亀戸梅屋敷 菊池寛実記念智美術館 ギャラリー桜の木銀座 GALERIE AZUR 京都造形芸術大学・藝術学舎 銀座黒田陶苑 久米美術館 現代陶芸寛土里 工匠館-たくみのやかた- 国画会工芸部 国際基督教大学湯浅八郎記念館 一社)国際工芸交流機構 国立科学博物館 国立新美術館 五島美術館 湖山医療福祉グループ 齋藤紫紅洞 茶道宗和流 サボア・ヴィーブル Salon de TiTi 澤乃井櫛かんざし美術館 画廊三渓堂 資生堂ギャラリー 渋谷区立松濤美術館 しぶや黒田陶苑 (株)島津製作所 NPO法人趣都金澤 新宿区染色協議会(お江戸新宿・紺屋めぐり) 新宿区立四谷図書館 瑞玉ギャラリー すみだ3M運動 すみだ北斎美術館 静嘉堂文庫美術館 石洞美術館 世田谷美術館 泉屋博古館分館 大日本印刷(株) 大日本茶道学会 田島美術店 青山 玉川大学教育博物館 玉川大学芸術学部 公財)たましん地域文化財団 t.gallery 一財)伝統的工芸品産業振興協会 伝統工芸青山スクエア(伝統的工芸品センター) 東京おもちゃ美術館 東京クラフトマップ実行委員会 公財)東京都中小企業振興公社 東京都美術館 東京都立産業技術研究センター 東京美術倶楽部 戸栗美術館 土鈴展示館・鈴蔵 (株)ナカダイ 中長小西 公社)日本新工芸家連盟 公社)日本工芸会 公社)日本クラフトデザイン協会 公社)日展 公財)日本デザイン振興会 特非)日本伝統文化交流協会つなぐ文化プロジェクト 日本陶芸倶楽部 日本橋とやま館(富山県商工労働部) 一社)日本文化伝統産業近代化促進協議会 日本貿易振興機構(JETRO) 日本民藝館 根津美術館 練馬区立美術館 白山陶器東京ショールーム はせがわ銀座本店銀座ギャラリー 畠山記念館 パナソニック汐留ミュージアム HALI’S Glass Art Studio HIECAL ピーエス(株) 東日本旅客鉄道(株) 深川江戸資料館 文京学院大学 文京区小石川図書館 平成記念美術館ギャラリー 町田市立博物館 松岡美術館 三井不動産(株) (株)三越伊勢丹 三菱一号館美術館 三菱地所(株) 水戸忠交易 港区立高輪図書館分室 メイ・ウシヤマ学園 明治大学博物館 森ビル(株) 吉徳資料室 LIXILギャラリー ほか

東京アウトライン

工芸こどもワークショップコレクション

2015年 「京都提言」を引き継ぎ、2016年「東京」は、連携協力機関と190を超える普及啓発事業を行います。なかでも「伝える」力の重要さを追求するプロジェクトが「工芸こどもワークショップコレクション」です。工芸の素晴らしさを次世代に伝えるには。11機関、異なる分野のプロフェッショナルが参加、日本最高の「未来へ伝える力」をアーカイブしてゆきます。[プロジェクト監修:京都大学総合博物館塩瀬隆之准教授]

絶滅危惧の素材と道具

工芸の素材と道具の危機に対して、「実際の手当て」をさぐるプロジェクト。本年度は素材・道具の枯渇、後継者問題などの全国的な現状の取りまとめ、将来への方針立て体制づくりを行っていきます。「顔料」「つくる道具」「動物原料」といった分科会ごとに、復刻のために汗を流している活動の成果を多くの方に知ってもらえる発表会を行います。

つくるフォーラム

「使う目的を明らかに」した様々な「つくる」公募を行うことで、ものづくりの活性化を促す、21世紀的・つくり手支援のかたちです。 いままで水面下で行われてきた「お誂え」を、公募し「公開お誂え=現代の御用達をつくるコンペティション」とし、社会が開かれたものづくりを行っていくことを推進するプロジェクトです。 良きつくり手に、「実際に使う場がイメージできる」ものづくりの場、そして、よき使い手とよき繋ぎ手と協働し、対話しながらものづくりを行う場を提供します。

「100年後に残る工藝のために」円卓会議

工芸に関わる、研究者、教育者、作家・職人、素材・道具提供者、普及活動の専門家、学生、ギャラリーなど、あらゆる人たちが集まり、「100年後にも残す」べきものは何か、そのために何をすべきかをそれぞれの立場から発言し、提言していく円卓会議。

和紙の作り手と使い手をつなぐ

和紙には書画材にかぎらずさまざまな用途があります。和紙そのものを素材とするものに紙布、和歌に用いられる料紙、装飾に用いられる唐紙、熨斗袋の檀紙や水引。工芸技術を支える素材としては、型染めの型紙、漆を濾すための吉野紙、金箔打ちに用いられる間似合紙(名塩紙)などさまざまに用いられています。和紙の漉き手と工芸の使い手に焦点を当てた展示、および関連イベントでは日本の文化にいきづく和紙についてシンポジウムを行います。

東京美術大学連携

未来の工芸をめぐる、人・モノ・場との出会いをテーマに、若手アーティスト5名による展覧会を開催します。光と緑あふれる虎ノ門ヒルズ アトリウムに気鋭の若手アーティストによる布・陶・ガラスなどを素材とした、個性豊かな作品を展開。往来する人々に新たな発見をもたらす空間を創り出します。

モリタテ!工芸塾

日本工芸を国内外の生活の中にひろめるために。同じ目的を共有できる仲間たちやスペシャリストとの出会いの場や、ゆるやかにコンソーシアムを形成していくことなどを目的として、課題別勉強会を行います。2016年は、「輸出にあたり留意すべきこと」、「協働」を主題にした各種の研究会が開催されます。

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