国宝《色絵雉香炉》(野々村仁清)の寄贈を契機に1959年開設。1983年、展覧会の大型化・多様化に対応するため、石川県立美術館として現在地に移設しました。古九谷と加賀藩前田家の保護育成により発展してきた加賀の工芸、現代につながる石川県ゆかりの作家の作品を収集。明治の輸出工芸、帝展に始まる展覧会への出品など、石川の近代工芸を時間的な流れで紹介するとともに、陶芸・漆芸・染織・金工・木工・竹工・截金など工芸の各分野を幅広く展示しています。
施設・会場の見どころポイント
石川県における美術工芸の伝統をふまえ、豊かな美術文化の創造と推進をはかることを目的に設立。石川県にゆかりのある作品を中心に収集展示し、魅力的な活動を通じて開かれた場を提供する。
代表作
これまでの工芸に関する主なイベント
「北大路魯山人」(2015年)
「工芸にみる石川の巨匠」(2016年)
「石川の工芸Ⅲ」(2016年)
「生活の中の工芸」(2016年)
「明治の工芸」(2016年)
「キッズプログラム 工芸作品で”おいしそう”」(2016年)
「近代美術の至宝 ―明治・大正・昭和の巨匠―」(2016年)
「第63回伝統工芸展」(2016年)
「東京国立近代美術館工芸館名品展 近代工芸案内」(2016年)
「九谷焼の美」(2017年)
「石川の工芸 女性作家のひらめき」(2017年)
「塗りもの―うるしと素地―」(2017年)