第11回東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座「麻のきもの 絹のきもの」

@ 文化クイントサロン


@ Bunka Quint Salon

第11回東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座「麻のきもの 絹のきもの」

2017年1月18日(水)

午後1時〜 5時(12時半 開場)

@ 文化クイントサロン

〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 2階

2017年1月18日(水)午後1時〜 5時(12時半 開場)

東京文化財研究所無形文化遺産部では、無形文化遺産の伝承実態の調査やその保護に資するための基礎的な調査研究を行っています。今回、第11回目となる公開学術講座では、文化学園服飾博物館との共催で我が国の染織を語る上では欠くことのできない「麻」と「絹」に焦点を当てた学術講座を開催いたします。我が国の文化遺産保護の中で、麻のきものと絹のきものがどのように守られてきたのか、現在における麻と絹を取り巻く社会的環境の変化や技術伝承の試み、そして、受け継ぐ意義について様々な角度から検証します。
本講座の後半では、文化学園服飾博物館で開催されている「麻のきもの・絹のきもの」の見学会を予定しております。多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

共催

独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所
学校法人 文化学園 文化学園服飾博物館

 日程  2017年1月18日(水)
 時間  午後1時〜 5時(12時半 開場)
 入場料  無料
※エクスカーションのみ別途入館料がかかります。
特別入館料300円(講演会後・当日のみ適用)
お申込み 申込不要(先着170名まで)
 URL http://www.tobunken.go.jp/ich/public/lectures/lec11
問い合わせ 東京文化財研究所 無形文化遺産部
〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
電話:03-3823-4926
メール:mukei@tobunken.go.jp(担当者:菊池)

プログラム

趣旨説明 文化財保護における 麻のきもの・絹のきもの
菊池 理予 (東京文化財研究所)
報告 Ⅰ からむしの技術伝承 -昭和村での取り組み-
舟木 由貴子 (昭和村からむし生産技術保存協会)
報告 Ⅱ 大麻の技術伝承 -岩島での取り組み-
吉田 智哉 (東吾妻町 教育委員会)
報告 Ⅲ 繭から糸をつくる
林 久美子 (岡谷蚕糸博物館)
講演 民俗における 麻のきもの・絹のきもの
菊池 健策 (東京文化財研究所)
展覧会解説 展覧会 「麻のきもの・絹のきもの」の企画を通じてみた麻と絹の現状
吉村 紅花 (文化学園服飾博物館)
エクスカーション 展覧会 「麻のきもの・絹のきもの」
会場 : 文化学園服飾博物館

文化学園服飾博物館と工芸

日本では数少ない服飾専門の博物館です。日本をはじめ西洋、アジア、アフリカ、中東など約2 万点の服飾・染織資料を収蔵しています。年4 回テーマを設けた展覧会を開催し、年間を通じて世界各国の資料を見ることができます。

これまでの工芸に関するおもなイベント

「時代と生きる -日本伝統染織技術の継承と発展-」(2014 年)
「雛人形・雛道具に映し出された雅の世界」(2014 年)
「体験してみよう!(絞り染、絹糸作り、友禅染)」(2012 年)
「日本の型染」(2010年)
「三井家のきものと下絵」(2009 年)

会場

文化クイントサロン

アクセス

JR・京王線・小田急線「新宿駅」南口より徒歩7分
都営地下鉄新宿線・大江戸線「新宿駅」 新都心口より徒歩 4分
地下道ワンデーストリート出口O-1に隣接

〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 2階