日本の金箔の99パーセントを生産する金沢に立地する、世界で唯一の金箔専門の美術館。製造工程や道具類のほか美術工芸品を展示し、製造から応用まで、金箔のすべてを紹介しています。所蔵品は近世から現代までの美術工芸作品300点。年3回の所蔵品展、1回の特別展を開催しています。
施設・会場の見どころポイント
金箔職人の安江孝明氏が1974年に設立し、1985年金沢市に寄贈される。2010年、幕末期に箔の細工場が集積していた東山地区に移転。金沢町家の蔵をイメージした外観、吹き抜けの階段、館内外に配された金箔のディスプレイが見所。
施設・会場の特徴など
日本語のほか各国語で情報提供する。英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、仏語のパンフレット、英語による作品解説キャプション、英仏語字幕付きビデオのほか、英仏語による館内案内を随時行い、内外の来館者に対応している。
代表作
これまでの工芸に関する主なイベント
これまでの工芸に関する主なイベント
「西出大三の截金」(2012年)、「現代工芸の展開―加賀友禅・加賀象嵌・九谷焼・漆芸―」(2013年)、「現代工芸の展開2015―金工と漆芸―」(2015年)、「夏を彩るガラスと金箔工芸」(2016年)、「金箔の美術工芸」(2017年)