和紙の作り手と使い手をつなぐ

和紙には書画材にかぎらずさまざまな用途があります。和紙そのものを素材とするものに紙布、和歌に用いられる料紙、装飾に用いられる唐紙、熨斗袋の檀紙や水引。工芸技術を支える素材としては、型染めの型紙、漆を濾すための吉野紙、金箔打ちに用いられる間似合紙(名塩紙)などさまざまに用いられています。和紙の漉き手と工芸の使い手に焦点を当てた展示、および関連イベントでは日本の文化にいきづく和紙についてシンポジウムを行います。