つくるフォーラムとは?

「使う目的を明らかに」した様々な「つくる」公募を行うことで、
ものづくりの活性化を促す、21世紀的・つくり手支援のかたちです。

いままで水面下で行われてきた「お誂え」を、公募し「公開お誂え=現代の御用達をつくるコンペティション」とし、社会が開かれたものづくりを行っていくことを推進するプロジェクトです。 良きつくり手に、「実際に使う場がイメージできる」ものづくりの場、そして、よき使い手とよき繋ぎ手と協働し、対話しながらものづくりを行う場を提供します。
お誂えをしたい使い手にとっては、発注したくてもこちらの条件を満たしつつ想像力溢れる名品を生むつくり手に出会う機会は、限られています。つくり手にとっても、条件はあるものの単なるOEMではなく、自由な発想を汲み取ってくれ、創造を共に楽しむ発注者に出会う機会は、限られています。 つくるフォーラムでは、発注者がはっきりしている、販売先が確保されているというアドバンテージがあります。これまでの公的な支援体制では、作ってしまってから見本市に出して買い手を探すシステムが多く、せっかく良品を生み出しても販売に直結しにくいことが難点でした。つくるフォーラムではその弱点を乗り越え、つくり手には販売の心配が不要の良質な案件だけを扱います。現代の御用達となるクリエイターを公開募集するプロジェクトです。

つくるフォーラムとは

京博における「つくるフォーラム」説明会について

各公募案件の趣旨・希望する内容の説明会を2015年12月5日(土)※休館日 京都国立博物館・平成知新館講堂&グランドロビーにて行います。 募集者が何をイメージし、どんな創作を求めているか。募集者となる企業各社から、直接説明申し上げ、募集を呼びかけます。この日は休館日のため入館には事前申請が必要ですので、WEBでの参加申し込みをしてください。
なお、この説明会に参加されなくても、書類送付だけでも応募できます。応募書類の募集締め切りは12月25日です

12月5日(土)京都国立博物館におけるつくるフォーラム公募説明会について 11時〜12時講堂にて、募集者となる企業が趣旨と概要説明を行います。休館日のため入館には事前申請が必要ですので、WEBでの申し込みをしてください。応募の意思のない一般観覧者のご参加も大歓迎です。
13時〜14時グランドロビーに設置された各案件ブースにて質疑応答。15分入れ替え制。
14時〜16時各ブースにて、事前に応募書類をいただいた方のうち、希望者には個別打合せを行います。ポートフォリオをご持参いただき、御一人御一人ごとに打合せ時間を組むことが出来ます。

「つくるフォーラム」 総合監修アドバイザー

川越仁恵氏

川越仁恵氏 
 
 

プロジェクト自体がGOODDESIGN賞を受賞した、東京都美術館「TOKYO CRAFTS &DESIGN」を推進された川越仁恵氏が本プロジェクトの総合監修を担当されます。

日本経済大学経営学部専任講師。専門は工芸技術史、在来産業論。研究成果を社会に役立つプロジェクトとして変換、各地で職人の相談にのり共に解決を目指している。東京の伝統工芸職人×デザイナーのコラボレーションによって新作工芸品を生み出すプロジェクトTOKYO CRAFTS&DESIGNを企画し、2013年度グッドデザイン賞を受賞。 2012年ものづくりフォーラム(経済産業省主催)ジェネラルコーディネーター 日本金銀創作展(東京銀器組合主催)審査員|東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞(東京都中小企業振興公社主催)審査員|新潟市漆器同業組合(国指定伝統的工芸品「新潟漆器」) アドバイザー|与板打刃物匠会(国指定伝統的工芸品「越後与板打刃物」)クリエイティブ・プロデューサー

「つくるフォーラム」 プロジェクト一覧

会場

京都国立博物館

平成知新館 講堂 + グランドロビー

〒605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527