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日本工芸週間構想とは?

自然素材や、有史以来の人類の知恵、そして地域の育みの結晶である「工芸」。
日本に暮らすだれもが工芸に親しむ期間、年に一度の「日本工芸週間」構想を皆様に提案いたします。
毎年お彼岸(9月中旬~下旬)の時期、多様な工芸情報を各々自発的に提供・集約し、一般の工芸ファンが「探す」 「知る・出会う・学ぶ」ことができるようにする週間を目指しており、ご家庭では家族や仲間と一緒に、ハレの日として普段より少しよい工芸を楽しむことを提案していきます。工芸関係者間では、ジャンルを越えた共通課題を話し合う場づくりを目指します。


「ここ数年、日本の工芸の重要性と共に、その継承の危機感について話し合いを重ねてきましたが、それを幅広く発信し多くの方々に共有していただきたいと思いました。工芸を取り巻く人々は厳しい状況の中、次世代に何をどう残すかを案じ、このままでは工芸の未来に不安を感じている人も多いかと思います。
しかし、実は日本の工芸には世界が評価をしはじめています。この日本工芸週間に多くの皆様が参加することで、日本工芸文化の価値や未来への想いを共有し合う場としましょう。その場で工芸の材料や道具の問題についても話題にすることが、次世代への継承に繋がるきっかけになります。日本の工芸に向き合い、工芸の可能性を語り合いませんか。」

漆芸家/重要無形文化財(蒔絵)保持者/公社 日本工芸会副理事長 室瀬和美