「能登にゆかりの美術工芸の紹介」をテーマとして1995(平成7)年に開館。七尾市出身の実業家・池田文夫氏(1907~87)蒐集の「池田コレクション」287点を中心に約750点を所蔵しています。総合美術館であり、当地出身の絵師・長谷川等伯の紹介をはじめ幅広く活動を行い、さらに「池田コレクション」には「志野」「織部」「九谷」といった工芸品が多く含まれていることから、これらの公開にも力を入れています。
施設・会場の見どころポイント
七尾市出身の実業家・池田文夫氏蒐集の美術品が七尾市に寄附されたことを契機として、平成7年(1995)に能登地方初の総合美術館として開館。七尾出身の絵師・長谷川等伯(1539~1610)をはじめとした、地域ゆかりの美術工芸の紹介などをテーマとする。
施設・会場の特徴など
建築は七尾の地名の由来「城山に連なる7つの尾根」をイメージした、ドーム形の屋根が特徴。また外壁には地域の特産物である珪藻土を原料にした「珪藻土タイル」を使用。館内は3つの展示室とホール、ハイビジョンコーナー、ティールームなどを備える。
代表作
これまでの工芸に関する主なイベント
「畠山記念館所蔵茶道美術名品五十選展」(1999年)、「香りを彩る器展」(2003年)、「北大路魯山人展」(2004年)、「茶の湯の美術~石川県立美術館所蔵の名品を中心に~」(2007年)