21世紀鷹峯フォーラムの連携イベントには、「工芸」や「伝統」などの言葉がたくさん登場します。しかしタイトルだけでは、展示の内容がわかりにくいものがあります。似た名前の展覧会を集め、展示の内容のどこが違うのかをひとことで説明しました。ご自分の興味をかなえてくれるものはどれか、何と何をはしごをしていけばよいのかなど、鷹峯歩きの計画づくりにお役立てください。
「伝統工芸」のちがいはここ
○日本を代表する工芸の公募展。その入賞作品と石川県の入選作
第64回日本伝統工芸展金沢展
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸
○石川県の代表的な工芸品が集まる
石川県伝統工芸展 in しいのき緑地
陶芸・染織・漆芸・金工|体験あり|販売あり
○石川県の重要無形文化財保持者(人間国宝)はじめ、伝統工芸のつくり手の作品。見て、買うことができる
伝統工芸特別展〜日本工芸会 石川支部 正会員による〜
販売あり
○石川県の若手から中堅作家の作品。見て、買うことができる
暮らしの伝統工芸
販売あり
○工芸のテーマパーク。石川の工芸を見る、そして創作体験できる
秋の伝統工芸まつり
陶芸・染織・漆芸・金箔・ガラス・和紙・茶の湯|体験あり(沈金・型染・絵付け・蒔絵・金箔・ガラス・紙漉き、他)|販売あり
○石川県ゆかりの工芸作品が集まる
所蔵品にみる いしかわの工芸
陶芸・漆芸・木工
○金沢市の工芸品
金沢市工芸協会展
陶芸・染織・漆芸・金工・木工・ガラス
○現代のつくり手の巨匠が語る
石川の工芸巨匠座談会
石川在住の重要無形文化財保持者(人間国宝)、芸術院会員などによる
「百工比照」のちがい
○江戸時代の工芸のアーカイヴ
加賀藩五代藩主前田綱紀が蒐集した工芸の実物資料や見本、模造品、文献
紙類、金色類、木之類、蒔絵梨地塗色類、金具類
○「百工比照」の現代工芸版
平成の百工比照と工芸作品の精華
金沢美術工芸大学卒業生の作品と、大学所蔵の工芸作品
漆のグループ展のちがい
○1966(昭和41)年に金沢の蒔絵作家有志により設立。会員の作品
○1979(昭和53)年、石川県立輪島漆芸技術研修所の卒業生有志により発足。会員14名の最新作
茶会のいろいろ
○金沢21世紀工芸祭のお茶会
金沢みらい茶会
○県内8流派14社中による茶席
金沢城・兼六園大茶会
茶道具:「第23回工芸作品公募展」の入選作品
○奈良宗久社中による茶席(席主:嶋崎丞石川県立美術館館長)
金沢城・兼六園大茶会「特別茶会」
茶道具:日本芸術院会員や重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品(石川県立美術館所蔵品)
○石川県の茶道協会に所属する6流派による茶席(日替わり)
県民茶会
○表千家と裏千家による茶席
第21回小松市民茶会【第1会場】@ 仙叟屋敷ならびに玄庵
第21回小松市民茶会【第2会場@ 小松市民ギャラリールフレ
茶道具を見る、買う
○中国・朝鮮半島・日本の、12世紀から現代に至る茶碗と棗の展覧会
○千家書付物など貴重な茶道具
茶道具逸品展
販売あり
○金沢城と兼六園で開催される大茶会で使用された茶碗や棗、水差し、花入、香合
金沢城・兼六園大茶会出品作品展
「第23回工芸作品公募展」の入選作品